【アライアンス事業部】Google Cloud エンジニアの仕事を大公開 #レポート

【アライアンス事業部】Google Cloud エンジニアの仕事を大公開 #レポート

アライアンス事業部におけるGoogle Cloud エンジニアの働き方をメインに解説します。
Clock Icon2024.01.24

初めに

アライアンス事業部とは

アライアンス事業部の役割としては、 主にSaaS製品の販売やそれに伴うサポートを行っております。
弊社のホームページにそれぞれのソリューションのブログも上がっておりますので、参考にしてみてください。

【参考ブログ:[お仕事現場レポート] プロフェッショナルサービスの中身を大公開

その中でも、今回はSaaSサービスではありませんが、 去年プレミアムパートナーに昇格したアライアンス事業部のGoogle Cloud ビジネスに関連する働き方について、ブログにしようと思います。

また、AWSで周知いただいている弊社ですが、ソリューションに関係なく、お客様のニーズに合わせた最適なサービスを提供することに注力しています。

AWSの長所を活かしつつも、さらなる柔軟性拡張性を求め、Google Cloudを積極的に採用しております。

技術的な話はここではしませんが、お客様のビジネスが成長し、目標達成に直結することが、私たちにとっても最大の成果であり、提供の意義につながると感じざるを得ません。

自己紹介

私はIT業界に転職して、クラメソで2社目になります。 業界歴で言うと、約2年半経ちましたが、実際にお仕事をやると言うことに関しては、クラスメソッドが本格的に携わったはじめての会社です。(全くの異業種からの転職)

また、Google Cloud自体はクラスメソッドに入って初めて知った位のレベルでしたが、現在はお客様対応や構築、支援などにも携わることができています。

全くの未経験からGoogle Cloudエンジニアに転職した実体験をもとにブログを書いていきます。

アライアンス事業部のGoogle Cloudビジネス

リセール(再販)

アライアンス事業部のGoogle Cloudビジネスの要となるのがリセール(再販)です。
弊社経由でGoogle Cloudを契約していただくことにより、いくつかの特典がお客様に寄与します。

実際にリセールを行うためには、お客様との契約締結や契約前の質問への対応、請求先サブアカウントの作成等があります。

私はエンジニアのため、主に行うのが契約前の技術的な質問への対応や請求先サブアカウントの作成になります。

常にリセールのサービスを行うときは、Google Cloudの専門家としてお客様に対応するということを心がけています。

案件対応

こちらはアライアンス事業部で、去年から本格的にお客様環境の構築支援サービスを開始しました。

内容としては、お客様へ課題等のヒアリングを行い、提案し、要望に応じて実際に構築をする。そして、さらなる改善点等があれば提案し、より良い成果を目指していく。このような内容でお客様に対応しています。

また、Google Cloudを使ったデータ分析系の案件対応は、現状データアナリティクス事業本部が担っており、アライアンス事業部ではインフラ周りなどの環境構築のサポートをメインに支援を行っております。
(今後はエンジニア採用の強化により、様々な案件に対応していきたいと思っております)

Google Cloudの構築/支援プロとして、知識と経験をアップデートできるように日々努力をしております。

問い合わせサポート

リセールを契約したお客様に特典としてご提供しているのが問い合わせサポートになります。(現在は無料β版)

Google Cloudのスタンダードサポートの内容に沿ってお客様に対応します。
本番環境などの緊急を要するエラーには対応することはできませんが、 普段お使いのGoogle Cloudリソースでの疑問エラーについてベストエフォートで回答させていただいております。

随時調べてご回答することもあれば、持っている知識を使用してご回答することもあるので、日ごろからGoogle Cloud情報のキャッチアップを意識し、仕事をしています。

私の仕事

リセール(再販)対応

技術的なリセール対応全般をやらせていただいておりますので、以下にまとめます。

  • 契約前のお客様からいただく技術的な質問の対応
  • 請求先サブアカウントの作成
  • 随時お客様から来るサポート内容への返答と検証
  • リセールに伴う社内調整

実際にお客様と対面してサポートを行わせていただく場合などは、弊社の営業と連携して対応させていただくことが多いです。
エンジニア力のほかにコミニケーションでの対応力必須になると考えています。

案件対応

こちらは現状、構築支援と言う形でご説明をします。

アライアンス事業部のGoogle Cloud支援は、インフラの構築であったり、Google Cloud環境のガードレールを敷いたり、コンサル的な立場でアドバイスをさせていただいたりと、 特定の構築支援のみを行うと言う立て付けではありません。

先ほどもお伝えしましたが、 BigQueryなどを使用したデータ分析基盤の構築など、特定の分野に特化した構築支援等であれば、お客様最大のメリットを考えて、他の部にお願いすることもあります。

そんな中で、現在の私たちの構築支援のお仕事は、 Google Cloud環境のガードレールを敷く際に伴う検証設計書の作成等が挙げられます。

やはりお客様への直接的支援は、エンジニアとしての力の見せ所になりますので、今後も積極的に携わっていきたいと思っております。

ブログの執筆

アライアンス事業部のGoogle Cloudエンジニアのみと言うわけではありませんが、クラスメソッドで働く上で、ブログの執筆と言うのはとても重要な役割を担っています。

自身のアウトプットだけではなく、知識を幅広く世間に共有するという文化のもと、そこに意義存在感を感じることが多いです。

本来は、有料級の情報をブログで発信することにより、 少しでもITを通じて、世の中へ貢献している、そういった気持ちにさせてくれます。

私は基本的に午前中にブログの執筆時間を設けて仕事をしており、昨年では、Google Cloudだけ年間50本以上のブログを執筆しました。
https://dev.classmethod.jp/author/muroi-yasunari/

そして、登壇した内容をブログにアウトプットすることにより、筋肉とGoogle Cloudをかけた私独自のアピール方法を確立しました。
https://dev.classmethod.jp/articles/google-cloud-partner-top-enginner/

そういった意味では、会社に縛られることなく、自由な環境でブログを書くこともできるので、個人の裁量がとても大きいと思います。

ただし、やはり社会的に問題がある発言やサービスを揶揄するなどといった内容は、すぐさま会社からフィードバックが来る環境なので、ある程度自身で判別をしてブログを書かないといけないと日ごろから気をつけております。

社内対応

社内から出るGoogle Cloudに対しての質問や営業さんへの説明、そういった対応も行なっております。

毎日質問をいただくと言うわけではありませんが、随時必要な時に勉強会Slackでの質問を通して回答することがあります。

日ごろから社内に向けて、自分がGoogle Cloudを担当している、そういったアピールも必要かと思います。(こちらは登壇や、ブログの執筆などが効果的かと思っております)

様々な関係性を考慮して、自分から動くようなエンジニアをクラスメソッドは望んでいると私は感じております。

イベント登壇/企画

また、イベントの登壇や企画も、私の仕事の一部です。
ちょうど今、社内向けにGoogle Cloud勉強会(HIBIYA.GCP)なるものを企画し、運営をしております。

内容としては、実際にGoogle Cloud社員のエンジニアさんをお呼びさせていただき、アップデート内容やソリューションの説明等をしていただく機会を設けております。

その中で、どのような内容の需要が高いか、またはGoogle Cloudの案件に繋がり易いか、など検討する事項は多々あるので、そのような観点から運営の企画を行っております。


※こちらは社内登壇のイメージです。

今後の展望

今後は、上記に書いた現状の仕事をさらにアップデートして、より多くの構築支援に携わるといった目標があります。

その中で、個人的なマインドの部分では、「自走できるエンジニア」と言う部分にさらに磨きをかけて、アライアンス事業部のGoogle Cloud ビジネスを引っ張っていける様になりたいと考えています。

まとめ

クラスメソッドに入ってから私が感じる働き方は「自走」です。
社内でも自分から行動し、日ごろから技術のキャッチアップをしていく、そういったエンジニアが求められているそのように感じます。

私は社会人3年目位まで、本当にスポーツしかやってこなかった人間なので、 今はいかに筋トレとGoogle Cloudを結びつけて、IT業界に貢献するかそういったことを考えています。

逆に言えば、こういった自由な考え方も許容される会社であるので、今後も楽しく頑張りたいと思います。

また、AWSが主軸の弊社でいかにGoogle Cloudも使用して、お客様に価値を提供できるか、そのような心構えも非常に大切だと感じます。

私はいちエンジニアとして、ソリューションにこだわる事なく、お客様に貢献していきたいと考えています。

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